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表2足関節筋の放電様相からみた歩行安定度の指標(?U)。

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1. 独立歩行開始期(歩行習得1ヵ月以内)

図4は、被験者A.Tの生後10ヵ月(A.T-1)における乳幼児独立歩行習得1日目のフォームと足関節筋の筋電図を示している。
独立歩行習得1週以内では、接床期の間、前脛骨筋に強い放電が多くみられた。また、着床前、足底屈筋の腓腹筋に強い放電がみられる場合が多く、つま先着地・足底全面着地が多く認められた。
これは歩行の安定度の指標から非常に不安定な歩行であることが考えられる。
図5は、図4と同一被験者A.Tの同一実験日の支持歩行におけるフォームと足関節筋の筋電図を示している。
支持歩行(図5)では、ひとり歩行(図4)でみられた接床期の間の前脛骨筋の放電や、着床前の腓腹筋の放電は減少・消失した。また、ひとり歩行で多くみられたつま先着地・足底全面着地が支持歩行ではみられなくなり、踵着地に切り換わった。
図6は、被験者A.Tの生後10ヵ月中頃(A.T-2)における乳幼児独立歩行習得2週頃のフォームと足関節筋の筋電図を示している。
独立歩行習得2週頃では、接床期の間、前脛骨筋の強い放電は一部減少・消失する傾向がみられはじめた。しかし、着床前、腓腹筋に強い放電がみられるパターンが多く、着地動作は、歩行習得1週以内と同様、つま先着地や足底全面着地が多く認められた。
歩行習得1日目と同様、支持歩行を行わせるとひとり歩行でみられた不安定さを示す接床期の間の前脛骨筋の強い放電や、着床前における腓腹筋の強い放電は減少・消失し、着地動作では、つま先着地・足底全面着地がみられなくなり、踵着地に切り換わった。このことから、歩行習得2週頃はまだ非常に不安定な歩行期であると考えられる。
また、動作からも、片脚立位が保持できない時期であり、挙止した片脚を素早く着地しようと積極的な脚伸展が行われていることからも、不安定な歩行期であることが十分推測される3、5、6)。

2. 独立歩行習得1ヵ月頃

図7は、被験者A.Tの生後11ヵ月頃(A.T.3)における独立歩行習得1ヵ月頃のフォームと足関節筋の筋電図を示している。
この時期では、不安定さを示す接床期の間の前脛骨筋の放電や、着床前の腓腹筋の放電は減少・消失し始め、踵着地が増える傾向がみられた。

3. 独立歩行習得2〜3ヵ月頃

図8は被験者A.Tの1歳1ヵ月頃(A.T−4)における独立歩行習得3ヵ月頃のフォームと足関節筋の筋電図を示している。
この時期では、不安定さを示す接床期の間の前脛骨筋の放電や、着床前の腓腹筋の放電は非常に少なくなった。着地動作は歩行習得1ヵ月まで多くみられたつま先着地・足底全面着地はみられなくなり、踵着地に切り換わった。
またこの頃、着床前に腓腹筋・前脛骨筋の両筋に放電がみられない少し安定した幼児型歩行パターンが出現し始めた。
歩行習得3ヵ月頃の乳幼児の通常の歩行では、着床前に腓腹筋に放電が認められないパターンが多くなることから、バランス能力が発達し始め、乳幼児なりに歩行が幾分安定してきたことがうかがえる。このことからも、この時期は少し安定した幼児型歩行パターンヘの移行開始期であることが確認された3、6)。
図9は被験者A.Tの独立歩行習得初期における歩行不安定さを示す足関節筋の放電様相の出現頻度推移曲線(模式図)を示している。
歩行の不安定さを示すと考えられる接床期の間の前脛骨筋の放電様相や、着床前の腓腹筋の放電様相の推移曲線より、歩行習得1ヵ月頃までは非常に不安定な歩行期、歩行習得3ヵ月頃は乳幼児なりに幾分安定した歩行期であると考えられる。
以上、着地動作ならびに離床期・接床期の足関

 

 

 

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